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名取川は上流に釜房ダム、支流の二口川には秋保温泉と名瀑:秋保大滝 という景勝地を有し、下流部では最大支流の広瀬川と合流、
鮎は天然遡上が多く見られ、地元の鮎釣師達の夏の憩いの場となっているのであります。
令和六年7月14日、恒例の鮎釣り懇親会が開催されました、
この行事はこの鮎の時期だけに顔を合わせるメンバーの
新年会に近いものがあるのです。
まず川の状況ですが、内水面担当の堀江 諒君によると、
「解禁から超渇水が続き、鮎のサイズも例年より一回り小さ目
鮎の追いも良いとは言えない」との事。
支部長の高埼芳文さんから開催の挨拶とルール説明。
尚、高埼さんは海釣り専門でしたが、
今年から鮎釣りにも挑戦するとの事で 今回の取材の目玉として取り上げる事となりました。
近況の談義に花を咲かせながらも、「そろそろやるすぺ〜」で・・オトリ鮎も配られ 各々が思う場所へ散らばります。
渇水の名取川ですがトロ場には無数の鮎の姿が・・・ 紅一点の千葉さんには助っ人の池田氏がサポートです!。
高埼さんは慣れない長竿9.5mに戸惑いを隠せません。
高埼さんの仕掛けは、「がまかつパーフェクト仕掛け」
水中糸」にフロロを採用した定番仕掛、
トロ場の泳がせ釣りと言う事で、水中糸は0.175号をチョイス。
掛け鉤りは「がまかつ 刻」
鉤は大きめで7.5号
掛かりの速さを重視しての三本イカリです!。

まずはハナカンを通すところからが鮎釣りです。 とりあえず鮎を送り出すまで出来ましたよ〜。
各々竿を出しますが、「鮎は見えるのに追いが無い」 釣り人に取ってはストレスの募る釣りとなっております。
高い位置からテトラの手前際を攻める釣り人・・ そこで堀江君が早くも一匹!・・・毎度の事ですが彼は上手い!。
さて「階段テトラ」を離れて下流部に目を移すと、地元で「名取川の杭」と呼ばれる小原さんが対岸の繁み際を攻めております。
そしてその下流部(このエリアでは釣りの出来る最下流部)にも がまメンバーが二人・・・
そして、他の参加メンバーさんには悪いのですが・・何処に行ったか判りませんので写真無しで〜す!。

そして再び上流部に振り返ると・・・、そこには三匹目を取り込んだ小原さんの不適な笑みがありました・・。
さて、本部前の「階段テトラ」前ポイントでは・・・
堀江君が何匹目か判りませんが・・掛けておりま〜す!
途中から海水面担当の土井俊光さんも千葉さんの応援に駆けつけました。(ただ笑わせていただけですけどね!)
役員の遊佐君も泳がせ釣りで野鮎をゲットし・・ 千葉さんも土居さんの応援の甲斐あってか?・・何とか良型を手にしました!。
そして、ここからがメイン取材「高埼さんに鮎を釣らせろ〜」
恒例の「みんなが師匠〜」 別名「誰の言う事を聞いたらいいんだよ〜?」の時間で〜す。
と、いう事で「あーでも、こーでも」の末・・・、「これ来てるんでねぇーの?」 高埼さんは初の野鮎を・・
いつの間にか鮎ダモに収める・・ のでありま〜す!


高埼さん談、「何で釣れたか良く判らないねぇ」、
そうです、それが鮎釣りです、
何故釣れたかが判るまで続けて下さ〜い!。
さぁ皆さんが見守る中、恐怖の検量でぇ〜す!
「鮎は見えるが追いは無し」の超渇水の戦い、釣果も厳しい現実なのでありますが・・・、
そこへ、ジャイロジェットのクリア(透明)に これ見よがしにアユを入れた釣り人が登場!
こりゃ決まりだわ〜、二桁の釣果を叩き出した小原さ〜ん!
さっすが名取川の「杭」。
勝因は、他の追随を許さない圧倒的軽快感と風を切る細身設計の、
がま鮎ダンシングマスター8.5mらしい・・。
地元の意地を見せ付けた小原真一さん、毎年上位入賞です。
二位は三浦市雄さん、小原さんの下流で善戦しました。 三位は階段テトラ前で一人掛けていた堀江 諒君でした。
鮎釣りは釣りの中では異業種ですが、仲間が居れば何とかなります。
教える者 教わる者の関係が すなわち「人間関係」、ここに集った皆様は皆 釣りを通して知り合った仲間です。

彼等には、待ち遠しい夏のおとずれが「鮎釣り」なのです。

それでは皆様また来年の夏、名取川でお会いしましょう!
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