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令和 元年 6月30日
東北カレイファンの登竜門「がまかつSPイベント東北船カレイ大会」。
2018年に行われた三回のSPイベントから選抜された20名が一同に会し、頂点であるグランドチャンピオンが決定した。
仙台湾大型漁礁大会・・AM4:30受付開始、今回は全てのカレイ類の20cm以上が対象となります。
さすがのカレイ釣りの猛者達も、若干緊張した面持ちで乗船プレートでの抽選が始まります。
伏せられたプレートには乗船する船名と席番が・・ こうりょう丸 10名 丸洋丸 10名
もちろん腕で競い合うものですが、この席番も重要なファクターとなるのです。
船中でトップを取れば優勝を狙える圏内となります。
がまかつは小西さんの詳細説明から厳格にクーラーチェック、そして雨天の大型漁礁へ・・・。
取材班は丸洋丸へ
風波はさほどではないものの、雨は次第に厳しくなります。
丸洋丸の隆洋船長に近況を・・・
先週荒らした海はようやく収まったものの、釣果は今一。
50枚前後の勝負となるのでは・・との事です。
大会に支障がないようにあまり動かず話しかけずの、遠目からのショットとなります。
開始から2時間はポツリポツリの今一状態・・
今回はイシガレイが頻繁に竿を絞り込みました、これがダブルで掛かるとかなりの重量、重量勝負ならいいんですがね〜。
やはり手返しがいいのはマガレイの手の平サイズ、
リズムで釣りたいのが本音ですが、どうしても大型のイシガレイが喰いついてくるのが今日この頃なのです。
60センチの大物イシガレイ・・食べれば旨い魚です。 ここで選手達が使っていた「がま船 鰈幻粋[CHOUGENSUI]を御紹介

東北のカレイ釣り完全対応モデル。シャープな操作性を最優先にした調子設定。
積極的に誘い、掛けにいくスタイルにマッチした攻撃型高感度モデルです。
タイプM かかり釣りをはじめ、流し釣りにも対応するコズキ調子の攻め
のモデル。ストレスのない軽快な操作性を備え、アタリはもち
ろん、ボトムの状態などを的確に感じ取れる高感度使用です。
タイプMH カレイの大型化にともない、バットパワーを上乗せした大型
漁礁対応のパワーモデル。ダイレクトな入力が可能なハイ
レスポンスコズキ調子に仕上がりました。
今大会は全員検量!!
20名の参加者と言うこともあり、全員が見ている前での検量です。
カレイファンなら一度は手にしたいグランドチャンピオンカップ、熱気が覚めやらない会場なのであります。
「皆様、雨の中ご苦労様でした」「結果発表!!」
優勝は、ダントツ・・二位に18枚の差をつけて取材班の横で釣っていた 鈴木隆太郎さん!。
カレイ釣りとは・・・
もちろん釣りですから運まかせの部分はありますが・・、
その日の海の状態、船の流れ方を含め、朝一でのカレイの挙動をいち早く察して・・
餌の付け方から始まり、竿の硬さ・小突き方、
そして重要なのが仕掛けの選択なのです。
「その日のカレイの喰いを邪魔しない仕掛け」それが重要なのです。
優勝:鈴木隆太郎さん 64枚 19.52kg
準優勝:尾形 真さん 46枚 17.48kg
三位:菅原 剛 さん 45枚 14.72kg 今回たまたま、鈴木隆太郎さんの隣にいた取材班が見た彼の釣りを少々解説致します。
あくまでも取材班が感じた解説です
朝一は振るわない鈴木君がおりました。
どちらかと言えば右舷のつり人の竿が多く曲がっていたように思われます。
9時頃からちょっと休憩した取材班が1時間程の経過後に見た光景は・・・
鈴木君のバケツは溢れ気味、他の選手とはちょっと違った竿の曲がりでコンスタントにマガレイを・・・しかも「飲み込まれ」無し。
彼の使っていた竿は、がま船カレイ「一爽」M-170、位置付けはカカリ竿なのであります。
取材班の感想・・

 小突き方はポンポンと跳ね上げているような小突きだが、竿が柔らかいのでどの位の跳ね上げかは想像はできない、・・意外と跳ね上がる程でもないのかも知れない。

 掛け方は、突っかかって来るカレイをピークで軽く引っ掛けるという感じ、聴くという動作は一切行わない。

 とにかく仕掛けがボトムをとってから掛けるまでの速さは、早いときには10回ほどの小突きで掛けていたように思われる。
鈴木隆太郎さんから・・

「先週の丸洋丸の大会の時に気付いた事を実践したのです。」
 さて、彼は何に気付いたのでしょうか?。
 ちなみに彼の仕掛け交換は二回。

 朝一使用していた単糸の仕掛けから、撚り糸の仕掛けに替え、後に又単糸に戻しました。
以上、遠藤がお伝えしました!。
それでは皆様、「がまかつSPイベント東北船カレイ大会」で来年も是非お会いしましょう。
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