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令和 元年 5月19日
カレイファンが待ちわびた「がまかつSPイベント東北船カレイ大型漁礁大会」が開催されました。
AM4:30受付開始、船カレイのトーナメンター達にとってこの大会が一つの「集いの場」となっているようです。
関東のがまかつ 船フィールドテスターの”山下雄大さん”
は個人でのエントリーです。(2018参照)
今年もエントリーの”GFG宮城の千葉めぐみさん”は、抽
選の上”みなとや丸”の大トモをゲット、だそうです。
東北のがまかつ 船フィールドテスター”菅野順也さん”の
大会要綱説明により、開会が宣言されました。
今年もおなじみの面々が・・・、仕掛けは二本鉤り縛り、体長20cm以上のマガレイ&マコガレイの総枚数勝負(同順位は重量勝負)にて競い合います。
抽選にて決定した船へ急ぐ選手達、乗船前にはクーラー内部を大会役員が確認するという、厳格なルールの大会なのです。
がまかつ船カレイ グランドチャンピオン大会参加資格をかけて・・・
当日の気象状況は、南風の影響で現場到着までが一苦労、ウネリは低かったものの開始時は風波の影響でが選手達を悩ませた模様です。
”山下雄大さん”独特のカワハギスタイル、健闘が期待されます。
今大会で優勝者を出した第二十一えびす屋丸、右舷には過去大会の猛者達が竿を連ね激戦の様相です。
ここで我々大会本部船でも試し釣り開始。
使用した仕掛けは”ナノ船カレイ仕掛け”(写真右上)、仕掛け絡みを意識した幹糸を採用した新感覚のヨレない仕掛けです。
そして、
マコガレイの良型が竿を絞り込みました(写真中上)・・・、40センチをゆうに超える大物です。
そして、
目立った釣果は”宗八ガレイ”(写真左上)が頻繁に釣れたことです。以前から宗八ガレイは釣れておりましたが、
半分以上がこの黒い目をした口のデカイ宗八つぁんなのでありました。
「親潮(寒流)の影響が強い証拠でしょうな」
ここで「がま船 鰈幻粋[CHOUGENSUI]を御紹介
東北のカレイ釣り完全対応モデル。シャープな操作性を最優先にした調子設定。
積極的に誘い、掛けにいくスタイルにマッチした攻撃型高感度モデルです。
タイプM かかり釣りをはじめ、流し釣りにも対応するコズキ調子の攻め
のモデル。ストレスのない軽快な操作性を備え、アタリはもち
ろん、ボトムの状態などを的確に感じ取れる高感度使用です。
タイプMH カレイの大型化にともない、バットパワーを上乗せした大型
漁礁対応のパワーモデル。ダイレクトな入力が可能なハイ
レスポンスコズキ調子に仕上がりました。
さて帰港した選手達の表情は!?
順位決定に関する大会規定は、各大会船の上位一名(トップ)の中から総枚数の多い順序となり
今大会は六艘の大会船ということで六位までが各大会船のトップで占められます。
山下雄大さんの乗船した豊漁丸では、山下さんを含め三名が同枚数のトップ、
再検量での重量勝負となりました。
去年優勝の上野 総司さんは、宗八ガレイを9枚釣った後
にやっと一枚目を確保したとか・・・、
山下雄大さんにインタビュー:

 朝、風強く荒れ気味だったので仕掛けは長め、通常三本鉤の仕掛けの中鉤を外した
二本鉤 仕掛けを使用。
 イシガレイをよける為には常に動かし、宗八ガレイを避ける為には浮かし過ぎないと
いう厳しい操作が必要だった。
 しばらく様子を見てからオモリと天秤の間を5センチ長くし、海底から15セン 程の高さ
にして漂わせ一匹一匹を丁寧に誘うという厳しい戦いとなった。

 感想として:
  一見すると小突くという動作なのだが、その高さとリズムそして仕掛けへのこだわりが
釣果の差を生むことに 感激し、他の選手のレベルが高い事にびっくりでした。

 メンタルな場面ではこの大会の乗船時の雰囲気が予想できなかった事が少々マイナスです。

各船三位までは大会役員による厳正な再検量が行われます、・・魚種間違いや寸法足らずは許しません!。
第二十一えびす屋丸に乗船の鎌田さん、再検量でもカウンターを手に厳しい目・・・、結果は変わらず54枚!
この結果待ちの時間が楽しいのでありますが、さて優勝は誰の手に〜!?
優勝:鎌田 聖也さん 54枚 11.74kg 準優勝:小野寺 亮さん 52枚 14.62kg 三位:鈴木真一郎さん 43枚 9.24kg
優勝:鎌田 聖也さんコメント:
 船の胴の間に位置したが、後方隣に三塚氏と 大トモに尾形氏というプレッシャー、仕掛けは朝から単線の宙遊鉤なし、宙遊を着ければ宗八の餌食、
オモリを大きく上げると反応は鈍く、激しく小突くと宗八の猛攻、だが動かさなければマガレイも反応せず、前半戦は流しが前から入ったので前方二人の
選手が激しく小突く方たちということで、集めてもらったカレイを細かい小突きで釣らせてもらったという感じ、ウネリに合わせて底をキープするような
気配りをしました。

準優勝:小野寺 亮さんコメント:
 始終単線の仕掛け、宙遊仕掛けには宗八でしたので使用せずに「誘って誘って誘って誘って、置いて置いて置いて置いて」みたいな感じ、置かないと
喰わなかったが置き過ぎにはイシガレイが来るのでその辺が微妙な釣りとなりました。
 
三位:鈴木真一郎さんコメント:

 隣が昨年の優勝者の上野君を含めた猛者達で、拾っていかないと拾われるなと言う感じのかなりのプレッシャーを感じた戦いでした。
カレイ釣りとはこの結果が出るまでの過程を楽しむのが醍醐味なのです、また来年まで修行々の日々をお過ごし下さい。
それでは皆様、「がまかつSPイベント東北船カレイ大型漁礁大会」で来年も是非お会いしましょう。
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